医療者は読脳ができるようにならない

パーキンソン病

医療者 という自分を抜け出さなくては読脳はできない、と読脳アカデミーに入学してから授業でずっと聞き続けています。

医療者になったのは、私の場合                                   生まれた時愛100%幸せ100%だったのに、数か月した頃、元から持ってきた脳にある情報に基づいて生きるのではなくなって、                                 周りの人間、両親、兄、親戚、近所の人、テレビ、などから取り入れた情報、          つまり本来の自分には関係のない情報に基づいて生きるようになった、その上で自ら選んだ道。

自分の自立・生計をたてる為選んだ道。

私は、女ということで軽く、下に置かれるのがたまらなく嫌でした。              裕福な家庭ではありませんでした。兄の教育にお金をかけるので、娘のあなたにかけるお金はないと、はっきり言われていました。                              それなら、自分で生きていかれるようになるためにお金をかけずに力をつけることが必要と感じました。

誰かの妻になることだけで人生を生きていく道は嫌でした。勉強することにしました。他に思いつかなかったのです。

医療者は欲です。と何回も伊東先生には言われます。

・・・そうなのかなぁ、正直にいうと完全には納得できていません。

私の言い分は、自立して、一人で生きていかれる力を持ちたい、好きなことを学ぶ自由を手に入れたい、行きたいところに遠慮なくいかれる力を手に入れたい、これも言ってみれば欲なのでしょうか。

それから、

医療に進んだのは、人の役に立てると思ったからです。

そのつもりでした。

経済的自立を第一に考えなければ、私はモダン・ダンスの振付師・舞台芸術監督になりたいなーと漠然と思っていました。けれども、レッスンを受けるにも、プロになれたとしても、経済的に無理、と諦めました。

私が芸術に没頭しても世の中になんの役に立つことはないと言う気がしましたし。

けれども、入った歯科医療の世界はどこか違和感がありました。

目の前の人、一人一人にマッチした対応法は持っていない今の医療体制のもとで違和感はぬぐえなかったようです。

一人一人の背景を聞く時間は国保体制の中に用意がありません。

マックのスマイルと同じ¥0

一番大事なことなのに。歯を削って詰めるというような作業に対してお金が払われるのです。そして、自院を持つため・維持していくためには、借金を常に抱えていました。

それでも生きるというのはそういうことだと受け入れていたつもりです。置かれた場所で咲こうと懸命でした。

それが、本来の自分を生きることになっていないよ、と脳から知らされることになり、

パーキンソン病というサインが出ることになったわけです。

本来の自分―元からの情報に基づいて生きることをしなくちゃいかん、と、もういいかげんにしなさい―と

生まれて数か月後から身に付けた自分を抜けだすことに取り組む、これしかない。

時間はかかると言われました。

生涯かけても足りないかもしれないです。かなりがっくりしました。

しかし、これは、いつもの伊東先生独特の、お試し

君、それでも本気で取り組む覚悟あるの?

ならば、生涯かけてもつかめなかったら、

その時はその時!

CWハッピネスフィロソフィー読脳に取り組むのは実に興味深く、面白いのですから、

やり抜く甲斐のあることなので、道半ばに死んでも後悔はしません。

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