家業が歯科医師、医業、などだった。または、親戚に医療者がいた。
あるいは、学業成績が良かった。
だから、医療者になった。
誰かの役に立つと思った部分ももちろんあった。
何より人生の安定路線でもあった。
一人一人、一ケース、一ケース、向き合っていると、話を聞いたりすることが、大切だと思うことが多い。しかし、保険制度上、お話は治療費としては組まれていないので、とても大切だと若い頃は気になっていたが、だんだんそれを重視していくわけにはいかなくなる。
必然的に歯を削る方向か義歯や詰め物をする方向に自分の仕事は偏っていく。自分は何屋なのか。
何せ、技術的に新しい手法、器械・器具が毎年毎年現れてきて、
新規開業の若い院長のクリニックは、実に美しく機能性、デザイン性の優れたものを揃えていて
借金を重ねるのはいやでも、そういう流れに追いついていくために付いていくことをしていくしかないのだ。
心も身体も、60歳に近づくと不安がよぎる
いつまで、この永遠のおいかけっこのような、借金を返す、また借りる、ということは続くのだろうか
身体は持つのか
いや、心は大丈夫なのか、今大丈夫でも、いつまで持つだろうか
家では、妻も心配そうな目で見ているようにも思うが
妻の心配事に時間とエネルギーをかける余裕がなくなっている
人生をこのままにしていて、いいのかな
振り返って自分を見つめなおすことをしたらいいのかな
そんな医療者、歯科医師の方のための勉強の機会をCWハッピネスフィロソフィー読脳の伊東聖鎬氏が計画しています。
6月3日 土曜日から かみ合わせについて、一般の方対象
6月8日 木曜日から 歯科医師に向けて
コメント